初めてのお葬式。当日その１。

初めてのお葬式

　●当日その１
　平成１９年８月２０日。
　お盆休みも終了し、この日から出勤日だったのですが、
　先週からの体調不良を引っ張ってしまい、１１時出勤となってしまいました。

　お昼休みも終了し、１４時ちょっと前だったと思います。

　従兄弟・弟のＹから電話です。
　「兄貴、けしんだ。」
　けしんだは、うちの田舎の方言かな？
　「いつ？」
　「１２時３０分。眠ったまま起きてこなかった。」

　「どうする？」
　とＹから聞いてきました。
　「今から行くから、行くけどちょっと時間かかるよ。」
　「わかった。待ってる・・・。」

　さあ大変です。
　とりあえず、うちの田舎に連絡です。
　「Ｍ兄ちゃん亡くなったて。」
　「あー、そう・・・。それで、どうするの？」
　「とりあえず、今から行って、話をしてくるから。」
　「わかった。じゃ話決まったら、教えてね。」
　「ああっ、わかった。」

　ここまで、３０分ぐらい経ってました。
　まずは、社長に連絡をして、どうしてもやらないといけない仕事をして・・・。
　（見積もりなどの連絡事項だったかな）
　と思っていたら、ちょうど社長が外回りから帰ってきました。

　「ごめんなさい。従兄弟が亡くなったので、帰ります。」
　「えっ、・・・・・。何かできることある？」
　「いや、別にないですけど、今から行って話をしてから、色々決めます。」
　「そう、じゃ、気を付けて。」
　
　この時点で、１４時４０分頃。
　とりあえず自宅に戻ります。戻るのに、２０分かかります。
　簡単に、失礼の無い服に着替えて、町田に向かいます。
　もちろんジャイロキャノピーで。
　帰りがどうなるのかわからなかったので、バイクを選択しました。

　家を出たのが１５時１５分ぐらいだったでしょうか。
　これから、１時間２５分で病院に到着しました。
　１６時４０分ぐらいについたと思います。
　私としては新記録です。しかも迷わずにいけました。

　Ｙが入り口で待っていました。
　病室まで案内してもらいました。
　この病院は、入院患者多い、拠点病院なのですが、
　霊安室が無いと言うことで、まだ、病室に安置されていました。
　私が来るというので、病院も待っていてくれたようです。

　Ｙからこう言ってきました。
　「最後のお別れしてやって。」
　死人の顔を見たのは、３回目？です。
　ここまで白くなるとは思っていませんでした。
　でも、苦しみが終わった、安らかな顔でした。

　今日は、ここまで。
　当日その２に続きます。

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