初めてのお葬式。当日その2。

初めてのお葬式


 ●当日その2
 平成19年8月20日。

 最後のお別れを20分ぐらいしました。
 死というものにあまり接したことがないので、
 どうしていいのか判らなかったのですが、目の前に、
 さっきまで生きていたんだという従兄弟Mを前にしたら、
 涙が出てしまいました。

 17時頃、休憩室というのでしょうか、
 患者さんと、お見舞い客が話を出来る場所にいました。

 看護師さん達がばたばたと動き始めました。
 各部屋の出入り口のカーテンを閉めて回っています。

 急いで、病室に戻ると、もう、お別れをする人はいませんねと確認されました。
 大丈夫という合図をすると、
 では、みなさん一旦退室してくださいと言われました。

 業者っぽい人と、看護師さんが入り、支度を始めたようです。

 何分待ったことでしょうか。
 扉が開き、従兄弟が、運ばれてきました。
 看護師さんが、
 「一緒に行かれる方は、付いていってください。」
 といったと思います。
 私は、従兄弟Yと一緒にその後を付いていきました。

 エレベーターに乗り、1階に。
 そして、通常の出入り口とは違う、職員通用口の方へ。

 出入り口の所には、結構な数の看護師さんと、
 数人の医師が待っていました。

 あー、これが死亡退院というのだなー。と実感しました。

 従兄弟の乗った運搬台は、霊柩車に乗せられました。
 そして、業者の方が、
 「お一人だけ同乗できます。残った方で、
  斎場まで行かれる方は、この後ろに付いてきてください。」

 私は、バイクで来ていたので、従兄弟Yが同乗することに。

 霊柩車が出発です。クラクションを鳴らしました。
 お見送りをしてくれた、看護師と医師の方々が一礼してくれました。

 霊柩車が角を曲がったところで、私は、
 駐輪場に行き、バイクの用意をしていると、
 「これで来たの。」
 と、従兄弟Mの友達から聞かれました。
 「えー。」
 「どこからだっけ。」
 「蒲田ですけど。」
 「えー、あんな所から。これで・・・。」
 かなりびっくりされていました。
 という、その友人も、夫婦でバイクで来ていたのですが・・・。
 でも、市内に住んでいたようですし、250ccの中型でした。

 霊柩車が、通用門の前で待っていました。
 斎場までついてくる車が集まったところで、
 霊柩車が斎場に向け出発しました。

 今日は、ここまで。
 当日その3に続きます。

 カテゴリーが全く違いますが・・・。
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