ちょっとまじめに経済?

12月22日分
経済
 ちょっと、まじめになってみましょうか。
 ハイパーインフレと言う言葉をご存じでしょうか。
 インフレはよく聞く言葉ですね。
 ・インフレ
 簡単に言うと、供給量が多すぎて、価値を無くすことですね。
 よくわかるのが、貨幣的要因によるインフレ。
 貨幣が多く供給されすぎて、貨幣価値が下がり、物価が上がっていく。

 ●日本のインフレ
 第二次大戦中から、大戦後に起こっています。
 小豆1升が、昭和10年33銭でしたが、昭和26年には、177円になってます。
 鰹節1本が、昭和11年30銭でしたが、昭和28年には、200円になっています。
 まあ、でもかわいいもんです。17年で600000%です。年率で、35300%です。
 いや、それでも、1年過ぎると、10円のチロルチョコが、353倍。3530円ですね。

 ●ドイツのインフレ
 第一次大戦後のドイツで、記録的なものが起こっています。
 多大な賠償金を払うため、貨幣を造りすぎて、供給しすぎたのですね。
 1914年7月1ドルが4.2マルクだったのが、
 1923年11月には4,200,000,000,000マルクになっています。

 パンで見ると、
 1923年1月1斤?250マルクが、12月には、399,000,000,000マルクになっています。
 数字を数えるのも嫌になってしまいますね。

 コーヒー1杯飲んでいる間に、トランク1杯がトランク2杯の紙幣が必要という状態だったようです。

 やけくそだったようです。10兆マルク札なども出たようです。

 ●史上最強のインフレ
 ハンガリーで起こったそうです。第二次大戦後の16年間で、1垓3000京分の1
 1946年の半年間で20桁の変動があったようです。
 (1000京倍ですね、億の次の桁です。)
 10垓ペングー札の印刷まで行ったそうですが、使われはしなかったようです。
 それでも、1垓ペングー札は使用されたようです。

 ●現在起こっているハイパーインフレ
 さて、今、現実の世界で、ハイパーインフレが起こっている地域があります。
 ジンバブエです。
 2008年7月のインフレ率は年率換算2億3000万%を記録したそうですね。
 8月に1000億ジンバブエドルを発行。
 そして、100億ジンバブエドルを1ジンバブエドル(新)にデノミ。
 つまり、貨幣単位の変更を行いました。
 しかし、まだインフレは止まっていないようです。
 と言うか、3回目のデノミだそうです。
 非公式ですが、2008年11月のインフレ率は年率換算で897垓%だそうです。
 一瞬油断すると、価格が何倍にも跳ね上がりますね。油断も出来ません。


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